男性のファッションのお手本は、自身のお父さんであると言う人は、少なくないのではないでしょうか。ネクタイの選び方なども、年を重ねるごとに父親の好みに近づいてくるという人もいれば、実家に戻った際に、父親の革財布と自分の革財布を取り違えてしまったというような人もいるほど、男性は父親のファッション選びを意識していないようで、その背中を追っている人が多いようです。日本では、ネクタイを選ぶ際、先の尖ったナイフのような形をしたものをセレクトする人がほとんどであると思われますが、ネクタイの先が、水平にカットされた角タイ、スクエア・エンドなどと呼ばれているネクタイもあるようです。その他、フォーマルなシーンでは、ボウ・タイ、蝶タイと呼ばれるリボンスタイルのものを用いる場合もあります。もちろん、世の中の流行や、世間一般的なスタイルを選びがちではあると思われますが、そのチョイスの延長線沿いには、どうやら、皆さんお父さんの姿が御手本になっている方が多いようですよ。ですから、父親のセンスはちょっとな・・・、と感じている方は、ご自身のファッションセンスに対しても疑いの目を向けてみるべきではないでしょうか?